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2009年02月17日

ジンバブエの連立政権誕生

皆さん、こんばんは!タマラです。


先週の11日にはシンバブエに新連立政権が誕生したことが多くの世界メディアに上げられ、シンバブエのハイパーインフレーやコレラ伝染を克服するために第一歩として歓迎されたが
多くの疑問が残っています。

独裁政権を長年に楽しんだムガベ大統領は連立政権のアイディアを好んで受け入れた訳ではないです。国際社会の圧力や国内混乱を乗り越える能力の無さで嫌がった提案をやむを得ず引き受けることになったと思います。

その証拠としては連立条件であった与党のメンバーや支持者が刑務所からの解放されることが一週間経っても実地されていないです。そういうところか、野党MDCのツァンギライ議長が農産業の副大臣候補として指名したMDCの財務責任者のロイ・ベネット氏が11日にハラレの空港で逮捕された始末です。。こういうニュースを聞くと新しく出来た連立政権が人工的な政体に過ぎないという印象を受けました。南アフリカ政府は地域における自分の影響力を利用して、無理やりで平和的な解決を押し付けた結果となりました。南アフリカ政権の言い分も分からないでもないです。経済危機の影響が大きな重荷となっている時期には地政学的なリスクの大きな要因となっている隣国の危機を迅速嘗てスムーズに片付けたいし、アメリカや欧州よりも現地で自分の影響力が強いということも示したいでしょう。

しかし、今回の危機の主因であるムガベの独裁政権を軽く変化させ、そのあとこの独裁者が自ら更なる民衆主義や市場経済改革を行なうようになると期待するのは少なくとも賢明ではないです。結局、こういう「痛み止め」程度の治療は本格的な措置を遅らせることになり、更なる悪化に繋がると考えられます。だから、私は連立政権が長続きしないと思います。暫くすれば、南アの地政学的なリスクが更に高まるでしょう。



globalinfo at 17:31
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